国連人権高等弁務官事務所が動いたって国際問題にはならない。

国連人権高等弁務官事務所が動いたって時点で国際問題と化したわけだが。いろんなところに響いてくる気がするぜ。もとより難民条約批准しておきながら運用においてシカトしまくってるような拝外的な国だし。

国連人権高等弁務官事務所ができるのは、加盟国へのアドバイス。
日本へアドバイスをしても、それは国際問題ではない。

だいたい、国連の目的のひとつに、国際紛争の解決があるのに、自ら国際問題を作るようなことをするはずがなかろうに。

ところで、日本の人権意識が国際社会で問題にされているのは、中国に対する態度。
天安門虐殺の直後に中国に圧力をかけなかったり、チベット虐殺をスルーしていることが、欧米から不信をもたれる原因になっている。

日本が世界の人権改善のために行うべき事は、不法滞在者を在留させたり、難民を受け入れることではない。
中国への批難と圧力をかけ、不法滞在の原因や難民が生まれる原因を絶つことに協力することを求められている。

2000年前から世界7大強国のひとつであり続ける日本には、世界平和のために、中国とキッチリ対決することが、世界から求められている。