歴史認識の正しさは、外交には何の役にも立たない。

南京虐殺肯定派(w の中に、正しい歴史を示さないと外交で不利になる。なんていう間抜けな主張をしている方がいる。

外交は、国益を確保するために行われるパワーゲームであって、パワーをうまく使って自陣営の利益を確保することだけが唯一の正しさ。歴史認識の正しさなんて何の役にも立たない。

歴史認識が全く異なるであろう中東諸国とアメリカが外交しているのを見ればわかるだろうに。

もちろん、中国が歴史認識歴史認識!とうるさいのは、何故か日本の外交関係者が、その連呼に怖じ気づいてしまい、譲歩をしてしまうからですね。

歴史の正しさは、史料が指し示している部分でしか有効ではない。
その正しさを現実の政治や外交に生かせると思うのは歴史オタクやマニアの思い上がりでしかない。

レイヤーもルールも試合場も違うことに気づかないと。

参考:正しさから自由になるべきだと思う