ジェンダーフリーのジェンダー論の馬鹿馬鹿しさ

「文化によって男女のあり方が違う」なら、そこでいう「男女のあり方の違い」は後天的に生まれるものということになります。

上の一文は、以下の点が不明瞭です。

  • 「男女のあり方」とは何を差すのか
  • 「男女のあり方」の違いとは何を差すのか。
  • 「あり方の違い」は、何を基準にして、どのように測定したのか。
  • 後天的に生まれるとあるが、誰が、どうやって、それが生まれるところを観察・あるいは論証したのか。

ジェンダー論者の馬鹿馬鹿しさ、胡散臭さはこういった基本的なことを全く説明せず、質問をすると逃げ隠れしてしまう点です。
つまり、ジェンダー論には何の根拠も無いということなのでしょう。
血液型占いなどと同程度の、ヨタ話で、たまたま時勢が味方したから流行したということなのだと思います。





ジェンダー論者には、「文化によって男女のあり方が違う」がジェンダーを主張しているように理解できてしまうのでしょうが、
「文化によって食べ物や着るモノや恋愛の作法が違う」と同じ「常識」を言っているにすぎません。


それとも「先天的に決まってはいないが、日本人の子供は日本人の男女らしさを備えて生まれてくる」とでも主張されるのでしょうか? 

日本人の子供は、日本人の親の特徴を受け継ぐため、親と同じように日本人の特徴を備えて生まれてきますから、日本人の男女らしさを備えるのは当然ですね。
そもそも、人間の特質のどれだけが先天的・後天的なのかは全く分かっていません。
近年の調査や実験で、ようやくおぼろげな形が掴めてきただけです。


あなたはジェンダーの存在を信じていないのではなく、「『自分はジェンダーの存在は信じていない』と信じている」のではないですか。それがあなたの「信仰」なら、それ以上どうしようもないことですが。

議論に負けそうになると、すぐに宗教や信仰のせいにするのは安易ですね(w
信仰に責任転嫁するまえに実証的な解説をしていただきたいものです。