ジェンダーの馬脚があらわれたぞな。

http://d.hatena.ne.jp/macska/20060415/p2

強制力を伴わない「ジェンダー」というのは実質的に考えられない。というか、辞書的な定義はともあれ、現実には強制力を伴う規範的なものが「ジェンダー」として認識されるわけ。

どうやら、ジェンダーというものは、特定の人間にしか認識できない妄想という意味のようです。
もしかして、いまだに人間からジェンダーを客観的に分離できないの?

これは簡単な話で、要するに「あなたがセックスだと思っているものは身体そのものではなく、文化的・社会的なレンズを通して見た、身体についてのひとつの解釈ですよ」というだけの話。こんな当たり前のことが、どうして「狂気のジェンダー論」になるのか。

当たり前といいつつ、なぜ当たり前なのかを説明しない。これがジェンダーフリーの胡散臭さ。

 というかね、「ジェンダーがセックスを規定する」なんて話、はっきり言って分からなくて構わないの。だって、そんなことはジェンダー論を学んでいる人が分かっていれば良いことで、直接ジェンダーフリー周辺の議論とは関係ないもの。

これが狂気そのものですね。
専門家の義務は専門家にあらざる人々に奉仕すること。
それを行わない研究者は、反社会的な人間なのですよ。

そりゃ、学問的な議論の中の一部だけを文脈から引き剥がして取り出せば、一般の人には理解し難い内容に見えるでしょうよ。

研究者が無能なだけ。
宇宙論や物理学を見習いましょう。


ジェンダーはカルト。少なくとも現状は。