皇室は重要無形文化財

文化財保護法を素直に読めば、明らかに、皇室は日本の重要無形文化財
だから、政府は、皇室の保護・育成に公費を出し、その文化の伝承・継承のために、天皇に様々な儀式をしてもらっても何もおかしいところは無い。

例え憲法から天皇に関する規定が廃止されても、天皇が日本から無くなったりはしない。文化財の継承者兼管理人として、世界各国との文化交流に力を尽くすようになるでしょう(もちろん、戦後に剥奪した皇室財産は全て返還です)。
皇居の一部は博物館として運営され、拝賀の儀の参加には入場料が必要になります(w


女系天皇論は、「法隆寺が古くなってきたので鉄筋コンクリートで補強しましょう!」というようなもので、論外。
法隆寺が破損したならば、ちゃんとした宮大工と木材を探してきて修繕するのが当然。同じ文化財である皇室に対しても、きちんと伝統文化を守る方向で行くのが当然でしょう。
有識者会議にしても、その文化と伝統を愛する人間でやらないと有害なだけ。








………んで、なぜ現代になっても天皇制を維持し続けるかというと、国内外の政治的影響が大きすぎるからですね。
世界で一番有名な日本人。日本国内で一番有名な人間。

日本国内で応援演説をすれば、どんな候補者でも当選間違い無し。そのようなことができる危険な人間は、体制に取り込みつつ、誰も利用できない場所に、手の届かない所に隔離しておくのが一番安全。

世界にしてみれば、日本だけが持っている「格好いい帽子」のようなもの。
その帽子をかぶって、世界を巡れば「その帽子、すごい格好いいね!」「ウラヤマシス」、ちょっと意地の悪い国は「その帽子、似合わないから棄てた方がイイヨ!」とキムチ臭い口で助言してくれたりもします。

良きにつけ、悪きに付け、世界各国の注目を得ることができる武器を棄ててしまうのは余程のアホか、うぬぼれやだけです。
高級なアクセサリーを外して、スッピンでパーティーに出てくる人間はかっこわるいだけで、主義主張など誰も感じてくれません。

左翼の人が大好きな日本の平和憲法など、他国の人びとは誰も知りませんし、必要としていません。
楽しい娯楽として、日本のエキゾチックな文化と伝統が求められているのであり、その尖兵として天皇制は非常に有効です。

「What kind of country is Japan?」「It is emperor's country. 」

と簡潔に自国を表せる幸福を大切にしたいものです。